むし歯治療

できる限り歯を残す歯科治療

歯科医院への主な来院理由は下記の様なものがあげられます。

  • 冷たい物や温かい物を口に含むと歯がしみる。
  • 歯の一部分が黒くなっている。
  • 歯が欠けている。
  • 昔に治療した詰め物がとれてしまった。
  • むし歯によって穴があいている。
  • 浮いている感じがする歯がある。
  • 物を噛むと痛い。
  • 歯肉が赤く腫れている。ブラッシングすると歯肉から出血してくる。
  • 歯が少し揺れている。

歯科保存治療とは、歯を抜くことなく、いつまでも自分の歯で噛めるように治療を行い、大切な歯を口の中に維持、保存し機能させていくことを目的とした歯科の一分野です。

歯を失う主な原因としては、むし歯(専門的にはう蝕といいます)による歯の崩壊や、むし歯の放置により歯の神経(歯髄)が病気になって起こる歯の根の病気のほかに、歯と歯茎の隙間にプラークや歯石がたまり歯を支える骨が消失する歯周病があります。
歯科保存治療には、歯の崩壊による欠損部を補修する「保存修復」、歯の神経の病気を治療する「歯内療法」、歯を支える組織の病気を治療する「歯周療法」があります。これらの病気を治療し、学問的に研究する場合、それぞれを「保存修復学」、「歯内療法学」、「歯周病学」と呼びます。歯を保存することを目的として治療を行う三分野が集まり、患者さんのための治療を実践することです。

保存修復・むし歯治療とは?

歯は舌、頬粘膜、唾液などと連携して食物を噛み砕き、嚥下へと導くための咀嚼機能の一翼を担っています。身体の中で最も硬いエナメル質でも、日常のブラッシング等を怠ることにより生じるプラークを放置することで、歯は侵蝕され、う蝕(むし歯)になってしまいます。このう蝕や外傷などによって一部欠損した歯は、その欠損部分を合成樹脂、金属、セラミックス等の代替材料で修復して、歯の持つ機能を復元する必要があります。効率的な咀嚼を行うためには、ひとつひとつの歯が良いコンディションであることはもちろんのこと、さらに上下左右28本の歯がきちんと揃い、個々の歯の持つ特有な機能を分担できることが必要です。また噛み合わせのみならず、本来歯の持つ色調を与えることも要素のひとつであると考えます。処置法および材料の進化とともに、歯の色に調和しない金属による修復法から、審美的な要求にもこたえられる修復法が実施されています。

さらに加齢や種々の原因による歯の色の変化に対応し、歯を削らないで歯を白くする漂白法などにより歯の審美的な回復への対応も行っています。保存修復学はこれら本来の歯の色で、よりよく噛める、食べられる口腔機能の構築を行うことを目的とした治療です。

むし歯の治療

削った歯の型を採り、模型を作製して作るインレー修復は、上下の歯が効率よく食塊 を砕くための精密な接触形態を再現することが得意な修復法です。保険診療で用いる 材料は金属ですが、自由診療では歯と同じ色調のコンポジットレジンやセラミック(陶材)を用いることができます。

根の中の治療

根管治療の予後不良(根の治療経過が思わしくない場合)

感染根管治療などの通常の治療を行っても、うまく治らないことも少なくありません。これらの原因としては、その歯の形態的な問題や、感染に関する問題、根の破折や偶発症の発生など様々なものがあります。このような歯では、通常の治療法だけでは治らないものも多く、外科処置などの特殊な治療法を行わなければならなかったり、やむを得ず抜歯に至ったりするケースもあります。いずれにせよ、通常の治療を続けても治りにくい場合は、精密な検査を行い再度診断する必要があります。

手術用顕微鏡を用いた治療

手術用顕微鏡を用いることにより、肉眼のみでは見ることのできないところを明確に観察しながら処置を行うことができます。このことにより診断や処置の精度をより向上させることができます。歯の根の治療では通常の治療を行っても症状が改善されない場合に、小さな根の先端部を外科的に切断除去したのち封鎖する手術(歯根端切除手術)を行うことがありますが、そのような精密な手術にも手術用顕微鏡はとても有効です。当院では、この歯根端切除手術を、診断精度の高いコーンビームCT(歯とその周囲のCT)と併用して行っています。

歯周病の治療

歯周病とは、歯を支えている組織に炎症がおよび、歯が抜けてしまうだけでなく全身にも悪影響を及ぼす病気です。
正しい歯周治療を受けることにより歯が抜け落ちるのを防ぎ、自分の歯で食事することができます。

むし歯治療、レジン修復、根管治療、歯周治療、いずれの保存療法におきましても、使用する材質によっては健康保険適応外の治療方法がございます。詳しくは当院にお問い合わせくださいませ。